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2015年2月15日 (日)

人生カフェの記録 ①

 【第7回目の記録】

「幸福とは何か」というテーマで、6月13日(土)、中高年の男女11名が話し合った。
 不幸ということから話が始まり、「比べる」ということが取り上げられた。比べるということは、自分の位置を知るためにもどうしても行ってしまうものだが、これがマイナスに作用していくと不幸になる。
 いきなり「人類の幸福のために」などと言うのは嘘くさい。まずは自分の幸福を基本に据えて、そこから出発していっていいだろう。
 瞬間の感情というものも基本にある。喜びや楽しみの感情を考えないわけにはいかない。
 その現在の感情を中心に据えながらも、過去に視点を広げて感謝の気持ちを持つ、未来へ視点を広げて希望を持つ、といったことも大切である。自らの人生全体を見渡しての肯定感が幸せに繋がる。これは動物とは異なる人間らしい幸福感である。
 参加者からの、幸福についての一言ずつ。

 「安定・決定」「何者(物、事)にも束縛されないホッとした時間」「努力とチャンスで得るもの、自分に与えられた環境の中で見つけていくもの」「皆さんと楽しくお話ができた事、次回もお目にかかってお話を伺えると思える今の瞬間」「状態・状況 < 感情」「自分が幸福と思ったら幸福、他者とは比べなくていい」「自分の大切な価値観を満足させること」「今日の出会いに感謝、めぐりあわせ!瞬間を大切に!」「愛をもとに、全く自由で快い個人的な感情」「生きる喜びと人生全体への肯定感」「自分の幸せ⇒幸せのおすそわけ⇒まわりの人を幸せにすれば自分も幸せになる」 
【第6回目の記録】

「時間とは何か」というテーマで、4月11日()、中高年の男女10名が話し合った。

「時間」とは、あまりにも当たり前のようなものであるが、それをあえて取り上げる。(ちょっと哲学っぽい感じです。)

面白い本を読んでいるときや楽しい映画を観ているときは、時間があっという間に過ぎる。一方、つまらない授業や講義を聞いているときは時間が長く感じる。

中高年について言えば、若いときに比べて時間が過ぎるのを速く感じる。自分の人生上、残された時間が少ない感じがする、などの特徴がありそうである。

時間を自然科学的に捉えるよりも、自分の感性から見ていくアプローチが多かった。時間を「時感」として捉えるようなものである。

10人の「時間とは」の一言。

「生命そのもの」「常に前向き」「やはり盲点」「若い時や健康な時には思わなかった。たいせつなもの」「今を生きること、時間軸は今、そして、ほっこりと生きたい」「先祖から引き継いでいる生命のバトンタッチをして、時間という区間を走っているうなもの」「すごく大事なもの」「現在、未来、与えられた時間を大切にしたい」やりたい事が出来た満足感、反対はミスしたとき」「生きること、動くこと、変化すること」

【第5回目の記録】
平成27年2月14日(土)、新宿区榎町地域センターにて、男性6名、女性2名、計8名で、「欲望とは何か」というテーマで実施しました。
 欲望とは生きる源(力・エネルギー)のようなものである。

 まずは性のエネルギーである。いきなりこの話から入ることができるのはさすが中高年である。(スケベエ爺さんの存在からして、男は死ぬまで続く欲望なのかもしれない。)
 その他の欲望として、お金に関すること、権力や地位に関すること、健康に関することなどが挙げられる。これらは多くの人が共通に持つ欲望である。(「一般欲望」と言ってよい。)
 それに対して、一般の人とは異なる、場合によっては人に言うのが恥ずかしいとか、人から批判されそうな欲望を持つこともある。それがその人の素直な気持ちから生じているのであれば、大事にされてしかるべきものである。(それらは「固有欲望」と呼ばれる。)
 一般欲望に固有欲望を加味することによって、その人の住みやすい場所、いわゆる「居場所」が見つかっていくのだろう。
 「欲望とは何か」というテーマでの参加者の言葉。
 「したいと思う心」「生きる糧」「豊かな人生を営むためには大切なもの。自分にとってコントロール不能なものは諦め、有益なものは活かす」「生きること、人を発展させることそのもの。完全に満たすことはできないので、適当に諦めて(調節して)実現することが大切か」「一日一日を感謝して生きられること」「今は体重を落としたい」「欲望を生きがいにして、日々努力して、欲望を達せられたときに満足感を得られる。また、耐えることにより、時間の経過とともに欲望が低下していく。…欲望を客観的にとらえ、夢、希望としてとらえ、日々の努力が夢に向かっての過程と感じ、幸せ感を感じることができる。欲望を持つということは、日々の生きがいでもある」

【第4回目の記録】

12月13日(土)「自由とは何か」というテーマで実施しました。

自由はどのようなときに実感するか?自由の実感を得るためにはどのようにしたらいいか?  その他いろいろ……
 男6人、女2人の中高年が話し合った。
 自由の実感は、残された時間がたくさんあるとかないとかだけでは言えないだろう。中高年も、「濃い自由」を実感できるはずだ!
 以下は、参加者が「自由とは何か」というテーマで、簡潔に書いたものである。
 「感謝する中に自由がある。幸せの中に自由がある」「拘束のないことだと思う。自由をどう活用するか自由である。自分のしたいことをするのでいいのではないのか?」「不自由の反対」「自分以外の人・他者に影響されず、発言や行動ができること。そして責任を伴うこと」「意志に基づいた多くの選択肢があること」「自分で感じ、自分で考え、自分で選び、自分で行動すること」「すべてから解放されて、自然に美に基づいた、ほのぼのとした愛を感じられる状態」「人は自由なようで自由でない。『自分の心』からの自由がとても大切」

【第3回目の記録】

平成26年10月11日(土)午後1時30分から、新宿区榎町地域センターで、14人が集まってスタートした。テーマは「梅田英彦とは何だったのか」である。以下はその時の簡単な報告である。

梅田英彦先生(1930.9.8-2010.9.7)の教え子たちが集まった。
 梅田先生は4年前に80歳になる1日前に亡くなった。
 梅田先生は東京正生学院理事長であり、心理療法家・カウンセラーとして活躍した。『話すのがこわい』など、心理関係の4冊の著書がある。特筆すべきは、悩める若者のために、個別的にも、またグループを組織化し、熱い支援を続けたことである。
 以下は、集まった教え子たちが梅田英彦先生を一言で言うとどのような人だったかを書いたものである。
 「出会いをくれた人」「大義に生きた人」「私の人生の土台を作るきっかけをくれた人」「悩める若者たちのカリスマ的存在」「「生きていく力を教えてくれた……負債もあるが帳消しです」「スマートとズルイ」「私の人生である……一生の恩師と愛弟子」「吃り直しだけでなく、人生、生き方、教養、人とのつきあい方等、知らない事を沢山教えてくれ、強固な心の友を与えてくれた恩師」「本当の優しさとは何なのかを教えてくださった方」「「反面教師だった」「やりたい放題の人生が送れた人。大切な仲間を残してくれた。しあわせだったかどうか?」

【第2回目の記録】

8月9日(土)に実施しました。以下は一人の参加者の感想です。

 「愛とは何か」というテーマで、中高年6名(男性4名、女性2名)が話し合った。

 まずは、私が印象に残った発言をいくつかピックアップしてみる。

◎愛の反対は無関心である。

◎愛は結びつき(結合、繋がり、連帯、共感など)である。

◎身近な人、目の前にいる人に対してから、愛することを始めよう。

◎見守るだけ(時には何もしないこと)も愛の場合がある。

◎無償の愛とまでは言えないかもしれないが、愛を全てお金で買うことなどはできない。

◎「好き」ということから、始まるのでいいのではないか。

◎愛するとは、相手の幸せを願うことである。

 

 さすがに中高年の人たちだから、「愛される」から「愛する」のほうに視点は移ってきている。また、中高年ならではと思うのは、夫婦のこと、子どものこと、老親のことなどの具体的な実体験が飛び交うことであった。

 会話(気の合う人同士のおしゃべり)のレベルとともに、対話(異質な考えを持っている人同士が話し合う)のレベルまでの話ができるのが、この会のいいところである。

【第1回目の記録】

6月28日(土)に実施しました。以下は参加者の1人のブログの記事です。 「幸福とは何か」というテーマで、中高年7名(男性5名、女性2名)が話し合った。

 話の中で出てきた言葉としては、「感謝する」「ゆるす」「励ます」「自分を好きになる」などがある。感情の面を重視するのは当然とも言える。(感情とは人の心の中で、たいへん包括的なものだからである。) それとともに、気分に流されない、幸福への「信念」というものも重要だと私は考える。
 私が、特に定年後を見据えた中高年の幸福の要素として掲げたのは、「健康」「金」「趣味」「人間関係」の4つである。しかし、今回の話し合いは、そのようなキーワードを超えて、すさまじい実体験からの言葉が飛び交った。さすが、中高年の会である。
 中高年の場合は、このように集まって、テーマを決めて話し合いができるだけでも、うれしいことである。

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